今さら、英語はじめました

外資経験もあるのに英語ができない30オーバーの広告屋がイチから英語学習に励む様子

広告代理店時代の英語

新卒で入ったのは外資系の広告代理店。

入社一年後の転局とともに、何故か外資クライアント担当に。

クライアントはもちろんペラペラ。

社内の営業ももちろんペラペラ。

テレカンの最中、冗談を言い合って笑い合うクライアントと営業を

呆然と見つめる僕をはじめとした喋れない人たち・・・。

 

通訳がいるから仕事はできる。

でもタイムロスが大きい。通訳費もきっと大きい。

英語なんて話したくないと思って代理店の制作(コピーライター)になったのに、

配属後すぐに「話せたほうがいい」状況が来るとは。

 

その後2年半くらい何とかやりすごして転職。

次の会社は日系の代理店でクライアントも日系。英語は全く不要な日々!

しかしそれも長くは無かったった。

ある日アサインされた仕事は某電気メーカーの中国案件。

月の半分は上海に常駐。

中国語?話せるわけがない。となると英語でなんとかするしかない。

ホテルのチェックインで、現地社員との意思疎通で、

頻繁に英語の必要性を感じた。。

しかも中国の人は英語が日本人よりはるかに上手。

僕の中で、英語力の無さがどんどんコンプレックスになっていった。

そんなとき、震災もあり東京に戻った。

 

その後、半年ほどベンチャー勤務を経て

入社したのはまたしても外資系代理店。しかも外資100%だ。

社内には話せる人がたくさんいた。

おかげで自分は話す必要が無かったが、

コンプレックスの灯は少しずつに大きくなっていった。

でも何も行動を起こさなかった。

時間と経費を言い訳にして、英語を勉強することから逃げていた。

 

昨年秋、転職や転居をきっかけに、

代理店時代、無意識に育て上げたコンプレックスが爆発した。

 

なんであの時にやらなかったのか、とは思うがそれは仕方ない。

きっといつか、今年英語を習得しておいて良かったと思える日が来るだろう。

未来の自分のために、頑張ろうと思う。